あえて彩らない廊下と階段にした理由

HOUSING

2階リビングの我が家。

玄関から入り廊下を通って、階段を上がった先にリビングがあります。

玄関は自分にとっての『リセットと癒し』の場所でした。

そしてお客様をお迎えする「おもてなしの場」。

では廊下や階段はどんな場所か?

今回はその廊下と階段について、建築で要望した事と我が家の暮らしの中での役割を書いていきます。

 

建築に求めたこと

家づくりで『建築』に求めたことは

●機能のある壁

●階段下スペースの活用

●鉄製の手摺り

●キッチンまでの楽な導線

 

以上の4点です。

 

 

機能のある壁

今ではよく目にしますが僕が家をたてた当時(5年前)は黒板塗料が少しづつ流り出した頃で、それを初めて目にした時には「遊び心があって面白い」と感じました。

ただ、チョークの粉を掃除することや他の壁にも落書きされるかもしれないといったデメリットを考えるとどうしても抵抗があったのでやめることに。でもやはり何か機能を持った壁にはしたい。

そこでギャラリースペースになるような飾れる壁を作れないかと設計士さんに伝えました。

マグネットボードのような磁石がくっつく壁です。

でも結論から言えば、、、失敗。

壁に凹みをつけ、この部分にマグネットシートが埋め込まれています。

何が失敗かというと、、、塗料を塗ったら磁力が足りなくなりました。

なにもはさんでいない磁石ですら落ちてしまいます(笑)

試しに超強力な磁石で試しましたが結果は一緒。

 

そしてさらなる悲劇も。

 

諦めてフックを刺し止めることにしたのですがマグネットシートが邪魔して奥まで差し込めない、、、。

金槌を使ってほんの少し打ち込むことができましたが、かえって面倒なことになりました(笑)

ただ、凹ませた壁の雰囲気自体は気にいってます。そこまで強いこだわりでは無かったのでこのまま使用。

これは粘着テープでくっついてます。

 

階段下スペースの活用

あまり目に触れないような小さなところにこそ拘りを。
遊びを入れて小さな坪庭風のスペースに。

収納に使えないくらいの小さなスペースならこういう使い道もありますよね。

 

鉄製の手摺り

施工会社を決める基準だったほど重要なポイントでした。

家の内装には木だけではなく他の素材も使いたいと思っていたこと、そして甘くなりすぎずカッコいい雰囲気を出したいと思っていたのでアクセントで使うのは鉄が最適でした。何の楽しみもない階段よりもアクセントとなるものがあると見て楽しめます。ささやかな拘りです。

木と鉄の組み合わせは無骨感が強くなりすぎず優しくもなくちょうど良い雰囲気があって、施工会社が用意してくれたこの手摺りにはとても満足してます。

 

キッチンまでの楽な導線

妻の希望です。ガレージに車を止め2階まで買い物したものを持ち運ぶのが大変だからという理由で、ほぼ毎日のことなので大切なポイントですよね。

 

キッチンの下はガレージなので当然床の高さが必要ありません。また玄関先の扉を開いて一段段差を設けてあり階段にすると2段分ほどの高さを稼げています。これで2階までは13段ありますが登りやすいです。蹴上の高さは19cm、踏み台は27cmでした。

またできるだけキッチンまでを短い導線にしてもらってます。

2階リビングを検討中の方はキッチンまでの距離も少し頭に入れておいたほうが良いかもしれません。

 

建築で廊下や階段に求めたことは、ただの導線とならないこと、そして移動のしやすさです。

素材やスペースなどでアクセントをつけることでごく普通の廊下ではなくなります、ただしあくまでアクセントなので主張しすぎない程度に。

また暮らしを想像すると2階リビングのデメリットが見えてきました。それを解消するためのアイデアがここには詰まっています。それを考えてくれたのはもちろん設計士さん(笑)

 

我が家にとって「廊下」や「階段」はどんな場所か?

暮らしの中での廊下の役割は、当たり前ですが部屋から違う場所へとつながる導線です。

導線としての役割がある以上通りやすいことが何より大切だと思ってます。

決して広い幅があるわけではないので、床に物を置くことはしないようにしています。

壁や階段下のスペースを使い飾るだけです。

理想は廊下の先の窓から漏れる光を感じれるような静かさや落ち着きのある廊下をイメージしていたので、飾りすぎになりそうなマグネットボードの失敗すら運が良かったのかもしれません(笑)

 

階段はメインとなる2階へ登りながら期待を膨らませれるような場所。

手摺り以外に何もありません、その手摺りが主役でもあり脇役でもあります。

そしてゴールの見えない階段先の視界。

友人が訪ねて来て、階段を上がり「わぁっ!!」と驚いてくれた時には、僕は心の中で「よっしゃ!!」と密かに叫んでます(笑)

 

もちろん住人としては暮らしやすさこそ何よりも重要な場所なので登りやすいことに越したことはありません。

妻の買い物しかり、僕が外から薪を運ぶ時にも。

優しい階段は縁の下の力持ちのような役割を担ってくれています。

 

「静寂さや期待」といった思いを込めた廊下と階段。

建築に求めたものが失敗しながらも結果オーライとなるハプニングはありましたが来客があることで(自分も)楽しめる工夫が詰まってます。

 

YUHE

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